総合研究所プロジェクト研究

東京農業大学次世代育種プロジェクト研究

水害が多発する現代において、畑で育てる野菜を水害に強くすることがより重要となっています。

東京農業大学次世代育種プロジェクト研究は、水害に強い作物の育種を目指しています。ゲリラ豪雨などにより水浸しになった畑では、作物の根は酸欠により死にます。しかし、作物は成すすべなく枯れているわけではなく、抵抗する能力を持っています。この応答に関わる遺伝子を見つけ育種に活かす事を目標としています。

研究課題

畑作物が過湿な土壌に適応する仕組みを明らかに、そして育種へ

本研究では、畑で育てる作物(畑作物)の中でもアブラナに着目して研究を進めています。アブラナ科に属する野菜は多く、日本においても、キャベツ、白菜、ブロッコリーなど主力野菜が多くあります。また、アブラナ自体もその種子から生産されるナタネ油は日本では最も生産・消費されています。また、世界でも3番目の生産量をほこる重要な植物油脂の原料となっています。それゆえ、水害に対しで重要な働きをもつ遺伝子を見つける事が出来れば、ゲノム改変による分子育種の手法を用いて、様々なアブラナ科の水害耐性を向上させることが可能になると期待できます。

プロジェクト期間

2022年度~2024年度(3年間)

研究資金

学内研究プロジェクト

実施場所

主研究室:東京農業大学世田谷キャンパスサイエンスポート

研究成果

学会発表

担当所管

東京農業大学 総合研究所

  • Tel: 03-5477-2532

お問合せ・ご相談

研究、産学官・地域連携、知的財産・技術移転等に関するお問い合わせ・ご相談はこちらから

PAGE TOP