産官学連携体制の強化を図りつつ、実際に具体的に直ぐに役立つ実学主義の東京農大の教育理念に基づいて、今までの事故予防の常識をチェンジし、予防が勝るごとく事故ゼロに挑むリスクアセスメントの手法をわかりやすく徹底解説したテキストも発行して、安全管理のシンポジウム等もJAなどと共に開催しています。また、万が一の農業労災の事故補償対策も農業経営の重大なイノベーション戦略の創出の問題として取り組んでいます。
この他、農業労災防止のスペシャリストを育成してプロフェッショナルな人材育成をすすめ、労働安全コンサルタントの国家試験の合格対策のカリキュラム等も重要な研究テーマです。
病気の予防は薬物利用で対処できますが、事故予防のアクシデントを予防するためにはノウハウを磨く科学技術の応用能力のレベルを引き上げていくことが必要になっております。一般の方々の当労災対策研究部会へのご参加も歓迎いたします。