部会の紹介

大学所有遺伝資源保全・利用研究部会

部会長 豊原 秀和 / 連絡幹事 入江 憲治・菊野 日出彦

本部会は、平成26年に東京農業大学が保有する遺伝資源の保全と積極的な利用を目的に設立されました。本大学では、研究室などで長年にわたり国内外から収集、保存されてきた遺伝資源が数多くあり、これらは本学の貴重な財産であります。これまで本大学が保有する豊富な遺伝資源は、植物、動物、微生物など多岐にわたりますが、主として学術の研究材料として利用されてきました。 

他方、昨今では学術研究の成果だけでなく、社会への貢献として、これらの遺伝資源を利用し、商用品あるいは新品種育成の為の育種素材として、研究開発することも求められています。そこで当部会では、これら遺伝資源の利用を産学官で考え、促進することを目的に、意見交換会、セミナーを開催し、積極的に遺伝資源を利用・開発する為の情報交換を行います。

さらに大学所有遺伝資源の保存・管理体制を確立し、ジ-ンバンクの機能を整備すること、名古屋議定書において採択された「遺伝資源のアクセスと利益配分」などの問題に関連して、大学として遺伝資源をどう取扱うのかについて議論を深めます。

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