環境緑化部会

趣旨

昭和時代後期から、積極的に都市緑化が進められてきました。しかしその後、環境との関連を深く考究し実践する必要性が生まれました。「環境緑化部会」はこの課題を具体的に解決すべく、広い領域の学問、知識を用いつつ、現代社会における環境緑化に係る今日的課題に対処することを目指し、1985（昭和60）年に設立されました。

活動

年度後期の毎年9月～1月に月1回実施する「リカレントスクール・造園（全5回）」を主催し、毎年5月開催の「緑のフォーラム」（造園科学科主催）を共催しています。特にこのフォーラムのプログラムの一つとして行われる「緑の技術発表会　ポスターセッション」は、部会員の調査・研究・実践事例を紹介する年次大会として位置付けています。なお、2005（平成17）年からリカレントスクールは造園CPDプログラムとして毎年認定を受け（東京農業大学緑友会から登録）、毎年趣向を凝らしたプログラムで継続教育を実践しております。

展望

設立当初に想定された通り、環境緑化に係る課題はますます広範かつ複合領域にわたるようになってきました。また、そうした課題が一方では極めて日常的、一般的な社会事象ともなってきています。そこで、造園科学科創立１００周年（令和　６年／２０２４年）記念事業との連携も視野に入れた企画を検討中です。