部会の紹介

森林文化研究部会

部会長 佐藤 孝吉 / 連絡幹事 吉野 聡

 森林文化研究部会では、2017年より大学の身近にある木材利用についてのリーフレットを作成して情報を発信しています。


①農大アカデミアセンターに使用されている木材の魅力(日本語版および英語版)
 農大アカデミアセンターの内装には、多くの貴重な木材が使用されています。東京都内の森林から伐採されたものがあれば、海外からこの建物に使用されるために伐採され届けられたものもあります。せっかくなので、もっと観て、もっと感じて、もっと味わって、その個性を、樹木をイメージしてほしいです。海外からの来客用に英語版も作成しています。

②東京農業大学奥多摩演習林資料館の魅力
 資料館は、奥多摩演習林内にあり、林学科創設50周年記念事業の一環として学校法人東京農業大学と林学科同窓会(現在の林学同窓会)の共同出資で建設されました。資料館というと、植物の標本、動物のはく製、民具などが陳列されている様子をイメージするかもしれませんが、本館は建築部材、建築工法など、建物そのものを資料の主としています。説明だけでなく、カラー写真でも魅力を紹介しています。

③農大木曽箸の森林関連情報
 2018年より新入生には農大木曽箸が教育後援会から贈呈されています。この箸は、2017年に包括連携協定を結んだ木祖村から届けられています。貴重な木曽ヒノキを厳選し、樹木から丸太になり、丸太から製材品になり、丁寧に手作業で加工された様子、漆を塗布する様子、箱詰めされて手元に届く過程(トレーサビリティ)を紹介しています。

④サイエンスポートの東京農業大学奥多摩演習林材
 サイエンスポートの中央階段について、木材のトレーサビリティについてまとめています。奥多摩演習林のどの林分でどのぐらいの面積、どのような間伐を実施したのか。どのぐらいの樹木が伐採され、何本のどのような素材丸太になり、製材されたのか。圧縮加工されたものが施工される過程について紹介しています。たずさわられた業者への聞き取り、現地視察などを踏まえてまとめています。

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