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【総研研究会】農業協同組合研究会 シンポジウムの開催について

イベント / 2024年 11月08日 開催
2024年 10月01日 掲載

総合研究所

 総合研究所研究会農業協同組合研究会主催のイベントを開催いたします。
ご興味のある方はご参加ください。


2024年度(第17回)農協に関するシンポジウム

1.開催日時:2024年11月8日(金)13:00~17:00

2.会 場 :東京農業大学世田谷キャンパス1号館5階543教室+オンライン(zoom)のハイブリット形式

3.主催団体:東京農業大学 総合研究所 農業協同組合研究部会

4.シンポジウムのテーマ:
 総合農協運動における農の価値発揮の新ネットワークの組織・事業・経営の展開
 ー2025国際協同組合年・新食料農業農村基本法・JA全国大会・農業経営の多様化の中でー

5.開催趣旨・ねらい
 本シンポジウムには4つのねらいがあります。
 第1に、人類は地球と世界の外部環境の激変(気候激変・戦争の危機)に直面し、国連はSDGsの達成のため協同組合セクターの存在意義を高く評価し、2025年を国際協同組合年と宣言しました。国際的に10億人の人びとが国際協同組合同盟(ICA)傘下の協同組合運動に結集しております。日本の総合農協運動はICAの理念(協同組合の定義・価値・原則)を大切にその協同・連帯運動の一環で「農の価値発揮の新ネットワークの組織・事業・経営の展開」が求められています。
 このような視点から第1報告では、東京農大総研農協研究部会長の白石正彦名誉教授等のグループがこれからの日本の総合農協運動の展開方向を明らかにします。
 第2に、今年10月18日に第30回JA全国大会が開催される予定で、その議案の主題・副題である「組合員・地域とともに食と農を支える協同の力~協同活動と総合事業の好循環~」が論義され、来年からのJA単位組織とJA連合組織の3か年計画づくりの指針となります。
 このため第2報告では、福園昭宏氏(全国農協中央会常務理事)がこの論点と具体的な展開方向について明らかにします。
 第3に、協同組合運動は本質的にボトムアップの組合員の顔の見える信頼の絆を基盤にした協同の事業・経営活動体であります(組合員が主人公)。
 このため第3報告は、園部優氏(茨城県JA水戸代表理事組合長)が、「JA水戸の組織・事業・経営基盤とシステムの現状と課題、さらに中山間農村から都市的農村の1市3町にまたがるJA水戸らしい農の価値発揮の持続的発展方向」を明らかにします。
 第4報告は、今野博之氏(千葉県JAいちかわ代表理事組合長)が、「JAいちかわの組織・事業・経営基盤とシステムの現状と課題、さらに東京都隣接の都市圧の強いなかでの果樹・畑作地区と利根川隣接の水田地区など4市にまたがるJAいちかわらしい農の価値発揮の持続的発展方向」を明らかにします。
 第5に、4つの報告に対するコメントは、①谷口信和氏(東京大学名誉教授)が「気候激変・戦争の危機と食料農業農村基本法の改正の論点との関連で」、②阿高あや氏(日本協同組合連携機構 JCA、本学非常勤講師)が、「2025年を国際協同組合年の意義、第30回JA全国大会の議案の意義・課題とJA水戸・JA市川市の総合農協運動の農の価値発揮の持続的発展方向との関連で、③宮林茂幸氏(本学名誉教授)が「農林価値発揮と農山村の地域創成と都市地域との交流・共生との関連でそれぞれコメントをお願いしております。
 第6に、全体討論は、4つの報告、3つのコメントをふまえ会場参加者、オンライン参加者の皆様とともに、質疑応答、論義を深め、今後の農協運動への示唆・提言になることを期待しています。
 第7に、シンポの閉会後に、会場を移し「学内すずしろ(レストラン)で交流会」を開催しますので、ご参加を歓迎します。

6.シンポジウム・プログラム: 
1)開会(司会:白石)
2)開会挨拶:東京農業大学 江口文陽学長 13:00~13:05
3)開催のねらい 座長:白石正彦(総研農業協同組合研究部会長) 13:05~13:10
4)基調報告
第1報告 13:10~13:35
テーマ:2025国際協同組合年の意義を重視した日本の総合農協運動の農の価値発揮の持続的発展方向
報告者:東京農業大学総研農業協同組合研究部会グループ


第2報告 13:35~14:10 
テーマ:第30回JA全国大会の議案についてー食と農を支える協同の力~協同活動と総合事業の好循環~
報告者:福園昭宏氏(全国農協中央会常務理事)

第3報告 14:10~14:45
テーマ:茨城県JA水戸の組織・事業・経営基盤とシステムの現状と課題、さらに中山間農村から都市的農村の1市3町にまたがるJA水戸らしい農の価値発揮の持続的発展方向
報告者:園部優氏(JA水戸代表理事組合長)

<休憩> 14:45~14:55

第4報告 14:55~15:30

テーマ:千葉県JAいちかわの組織・事業・経営基盤の現状とシステムの現状と課題、さらに東京都隣接の都市圧の強いなかでの果樹・畑作地区と利根川隣接の水田地区など4市にまたがるJAいちかわらしい農の価値発揮の持続的発展方向
報告者:今野博之氏(JAいちかわ代表理事組合長)

5)コメント 15:30~16:00
(1)気候激変・戦争の危機と食料農業農村基本法の改正の論点との関連で
    谷口信和氏(東京大学名誉教授)
(2)第30回JA全国大会議案とJA水戸・JA市川市の農の価値発揮の持続的発展方向との関連で:
    阿高あや氏(日本協同組合連携機構 JCA、本学非常勤講師)、
(3)農山村の地域創成と都市地域との交流・共生による農林価値発揮の持続的発展方向との関連で
  宮林茂幸氏(本学名誉教授)

6)全体討論 16:00~16:50
7)シンポ総括と閉会の挨拶:菊地哲夫(東京農業大学前教授) 16:50~17:00

7.学内すずしろ(レストラン)で交流会を開催(参加費:3000円)17:30~19:30

8.本シンポジウム実行委員会事務局、問い合わせ先
   本シンポジウムの問い合わせは、以下の実行委員会事務局までお願いいたします。
   E-mail:白石正彦:shirais@nodai.ac.jp(cc:佐藤和憲:ks207199@nodai.ac.jp

9.本シンポジウムへの参加申込先
   シンポの参加につきましては、下記URL(Forms)から締切日の10月31日(木)17時までにお申込みください。
   申込フォームは以下のとおりです。
   https://forms.office.com/r/186rbckmif

*ご参加者される方には、ZOOMのURL、報告資料の情報を開催数日前にご連絡致します。


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