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総合研究所研究会 大学所有遺伝資源保全・利用研究部会主催のイベントを開催いたします。
ご興味のある方はご参加ください。
第5回セミナー『ケニアにおける農業生物多様性による健康と栄養改善』開催のご案内
(大学所有遺伝資源保全・利用研究部会)
アフリカには多様な自然環境を背景に、伝統的に栽培されてきた多様な地域農産物や野生利用の動植物がいます。これらの食材資源は、良質なタンパク質、ビタミンAや鉄分などの微量栄養素を豊富に含んでおり、地域住民の栄養源として利用されています。東京農業大学とバイオバーシティ・インターナショナルは、ケニアの農村地域を対象に、地域の食文化に対応した栄養評価法を確立し、効果的な栄養改善指導を目的とした、ケニア栄養改善プロジェクトを実施してきました。その成果として、栄養と農業の視点から栄養改善を促進するタブレット向けのアプリケーションソフトウェア (ADD-IT)を開発しました。そしてJICA海外協力隊とも連携し、農村地域の食習慣を考慮した、地域農産物を利用した栄養改善活動および農業生物資源の利用に関する研究活動を行っています。
今回、JICA海外協力隊としてケニア栄養改善プロジェクトに参加し、実際に栄養改善の国際協力活動と研究活動に携わってきた協力隊経験者による報告会を開催しますので、ご参加いただきたくご案内申し上げます。
■ 講演内容
16:25~16:40 はじめに 『新たな栄養評価法の導入による栄養改善促進事業概要』
森元 泰行(Alliance Bioversity-CIAT)
16:40~17:00 『半乾燥地域キツイ・カウンティでの栄養改善活動』
広瀬 水流(2021-1 JICAボランティア、国際農業開発学科卒)
17:00~17:20 『ケニア共和国ビヒガ・カウンティにおけるホームガーデンの農業多様性とその要因』
伏見 和子(2021-2 JICAボランティア、国際農業開発学専攻博士前期2年)
17:20~17:40 『ケニア農村における母子の食生活改善』
木住野 円華(2022-9 JICAボランティア、食品栄養学専攻博士後期課程3年)
総合討論 17:40~18:00
■ 日 時:令和5年12月21日(木) 16:20~18:00
■ 参加方式:対面およびZoomのハイブリッド(事前申し込み不要)
■ 会 場:東京農業大学世田谷キャンパス441教室
■ Zoom URL:https://us02web.zoom.us/j/84557451892?pwd=SkdtbTR6NFhOcWVZRmZmYURmTXBLdz09
ID: 845 5745 1892 パスコード: 435916
■ 参加費:無料
✧ 講演会後、交流会を予定しております。
■ 主 催:東京農業大学総研研究会大学所有遺伝資源保全・利用研究部会
■ 問合せ先:東京農業大学総研研究会
大学所有遺伝資源保全・利用研究部会事務局 担当:入江 憲治
E-mail<k3irie@nodai.ac.jp>
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