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総合研究所研究会 農業協同組合研究部会主催のシンポジウムを開催いたします。
ご興味のある方はご参加ください。
2023年度(第16回)農協に関するシンポジウム
1. 開催日時:2023年11月10日(金)13:00~17:00
2. 会 場 :東京農業大学世田谷キャンパス1号館5階542教室+オンライン(zoom)のハイブリット形式
3.主催団体:東京農業大学 総合研究所研究会 農業協同組合研究部会
4.シンポジウムのテーマ
気候変動・食料システム激変の危機抑止とチャンスを拓く「農業経営と農協」の両輪における“人財育成”・“事業革新”の好循環メカニズム―食料・農業・農村基本法の検証・見直し論議をふまえてー
5.開催趣旨・ねらい
本シンポジウムには4つのねらいがあります。
第1は、ロシアのウクライナ侵攻の長期化による地球規模での人類の分断と気候変動・食料システム激変等の事態が深刻化しています。これを抑止すべき戦後体制の根幹である国連機能が弱体化し、グローバル企業の国家を超える経済力、金融力の高まりや人権抑圧国家も広がっています。
本シンポジウムでは、協同組合セクターの一翼を占める農協の現代的存在意義を重視し、主として「農業経営と農協」の両輪における“人財育成”・“事業革新”の好循環メカニズムの創造に焦点をあて、東京農大グループが第1報告で主要論点の検討と実践面の課題解決の全体像についてその方向を明らかにします。
第2に、群馬県JA邑楽館林の「稼ぐ農地」への転換とやる気ある農家支援事業活動における人と職場の革新を阿部裕幸組合長が明らかにします。
第3に、みどりの食料システム戦略における熊本県JA菊池の提案と挑戦を三角修前組合長が明らかにします。
第4に、3つの報告に対して、①食料・農業・農村基本法の検証・見直し論議について谷口信和氏(東京大学名誉教授)が課題解決の方向を、②「農業経営と農協」における両輪の“人財育成”・“事業革新”の好循環について西井賢吾氏(日本協同組合連携機構JCA主任研究員)が課題解決の方向を、③農地の土壌診断で浮かび上った農地のメタボ状態からの脱却を各作目の栽培視角から後藤逸男氏(全国土の会会長・東京農業大学名誉教授)が、課題解決の方向を明らかにします。
6.プログラム
1)開会
2)開会挨拶:学長挨拶 13:00~13:05
3)開催のねらい 座長:白石正彦(総研農業協同組合研究部会長) 13:05~13:10
4) 基調報告
第1報告 13:10~13:40
タイトル:気候変動・食料システム激変の危機管理とチャンスを拓く「農業経営と農協」にける両輪の“人財育成”・“事業革新”の好循環の創造―食料・農業・農村基本法の検証・見直し論議をふまえてー
報告者:白石正彦(本学名誉教授、総研農業協同組合研究部会長、元・日本協同組合学会会長)・野口敬夫(本学准教授、産学官・地域連携センター副センター長)・菊地哲夫(本学前教授、総研農業協同組合研究部会幹事)・高梨子文恵(本学准教授、日本協同組合学会理事)・原温久(本学准教授、日本農業労災学会理事)・望月洋孝(本学准教授、実践総合農学会学術委員)・犬田剛(本学助教、前・日本政策金融公庫農業事業本部勤務)
第2報告 13:40~14:20
タイトル:JA邑楽館林の「稼ぐ農地」への転換とやる気ある農家支援事業活動における人と職場の革新
報告者: 阿部裕幸(群馬県JA邑楽館林代表理事組合長)
<休憩> 14:20~14;30
第3報告 14:30~15:10
タイトル:みどりの食料システム戦略におけるJA菊池の提案と挑戦
報告者 :三角修(熊本県JA菊池 前代表理事組合長)
5)コメント 15:10~15:50
(1)谷口信和(東京大学名誉教授)
(2)西井賢吾(日本協同組合連携機構JCA主任研究員)
(3)後藤逸男(全国土の会会長・東京農業大学名誉教授)
6)全体討論 15:50~16:50
7)シンポ総括と閉会の挨拶:菊地哲夫(東京農業大学前教授) 16:50~17:00
7.学内すずしろ(レストラン)で交流会を開催(参加費:3000円)17:30~19:30
8.本シンポジウム実行委員会事務局、問い合わせ先
本シンポジウムについての問い合わせは以下の実行委員会事務局までお願いいたします。
E-mail:菊地哲夫:kumataka6584@yahoo.co.jp (cc:白石正彦:mshirais@nodai.ac.jp).
9.本シンポジウムへの参加申込先
シンポジウムの参加につきましては、下記URL(Forms)からお申し込みください。
https://forms.office.com/r/8vAgk5MCER
申込締切:10月31日(火)17:00
*ご参加者される方には、ZOOMのURL、報告資料の情報を開催数日前にご連絡致します。
以上
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