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2020年4月、東京農業大学内に、キユーピー「エッグイノベーション」寄付講座・寄付研究部門を開設しました。
キユーピー株式会社と東京農業大学により、タマゴの新しい可能性が研究されます。タマゴは私たちの食卓になくてはならない大切な食材です。卵焼きや、オムライス、カルボナーラ、チャーハンなど和洋中を問わず、特に加熱調理される料理に使われます。また、マヨネーズや、スポンジケーキ、ハム、中華麺などの原料としても幅広く使用されています。タマゴには他の食材には無い、加熱による凝固性や泡立ち性、乳化性という素晴らしい物性機能があるからです。
この寄付研究部門では、キユーピー株式会社の産業界での豊富な経験と東京農業大学の多岐に亘る学問領域を有機的に融合させて、新しいユニークな価値を創造していきます。すなわち、タマゴの物性機能に着目して、より豊かな食卓の可能性を科学的に解明し、美味しい料理や食品製品を創出することをめざします。さらに研究成果を、学会発表や論文投稿、特許出願で積極的に社会に発信し、商品の開発にも活かしていきます。
キユーピー株式会社
東京都渋谷区渋谷1-4-13
東京農業大学に寄付研究部門を置き、鶏卵研究の推進とこれに伴う関連研究の発展及び将来の社会貢献を目指す。
「タマゴの物性機能に着目した、より豊かな食卓の可能性を科学的に解明し、美味しい料理や食品製品の創出」
具体的な研究内容は、卵白の泡立ち性改質、ゆで卵の新しいテクスチャー創出、卵白のゲル化性向上などです。
東京農業大学とキユーピー株式会社は、2017年8月2日包括連携協定を締結。
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