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キユーピー株式会社による寄付講座・寄付研究部門を設置

お知らせ研究
2023年 06月22日 掲載

総合研究所

2020年4月、東京農業大学内に、キユーピー「エッグイノベーション」寄付講座・寄付研究部門を開設しました。

キユーピー株式会社と東京農業大学により、タマゴの新しい可能性が研究されます。タマゴは私たちの食卓になくてはならない大切な食材です。卵焼きや、オムライス、カルボナーラ、チャーハンなど和洋中を問わず、特に加熱調理される料理に使われます。また、マヨネーズや、スポンジケーキ、ハム、中華麺などの原料としても幅広く使用されています。タマゴには他の食材には無い、加熱による凝固性や泡立ち性、乳化性という素晴らしい物性機能があるからです。

この寄付研究部門では、キユーピー株式会社の産業界での豊富な経験と東京農業大学の多岐に亘る学問領域を有機的に融合させて、新しいユニークな価値を創造していきます。すなわち、タマゴの物性機能に着目して、より豊かな食卓の可能性を科学的に解明し、美味しい料理や食品製品を創出することをめざします。さらに研究成果を、学会発表や論文投稿、特許出願で積極的に社会に発信し、商品の開発にも活かしていきます。

寄付研究部門の名称

  • 和文:キユーピー「エッグイノベーション」寄付研究部門
  • 英文:Kewpie Research Division for Egg Innovation

寄付者

キユーピー株式会社
東京都渋谷区渋谷1-4-13

寄付の時期及び期間(予定)

  • 2020年4月1日から2023年3月31日の3年間(終了)
  • 2023年4月1日から2024年3月31日の1年間

寄付金の使途

東京農業大学に寄付研究部門を置き、鶏卵研究の推進とこれに伴う関連研究の発展及び将来の社会貢献を目指す。

キユーピー「エッグイノベーション」寄付研究部門の概要

1 )テーマ

「タマゴの物性機能に着目した、より豊かな食卓の可能性を科学的に解明し、美味しい料理や食品製品の創出」

具体的な研究内容は、卵白の泡立ち性改質、ゆで卵の新しいテクスチャー創出、卵白のゲル化性向上などです。

2 )研究者等
  • 辻井 良政 応用生物科学部 農芸化学科 食料資源理化学研究室 教授
  • 大塚 蔵嵩 キユーピー株式会社 研究開発本部・東京農業大学 客員教授
  • 小山 翔大 応用生物科学部 農芸化学科 博士研究員
  • 大学院生 大学院 応用生物科学研究科 農芸化学専攻 食料資源理化学研究室
3)協力研究員等
  • 半田 明弘 東京電気大学 理工学部理工学科 教授・東京農業大学 客員教授
  • 児玉 大介 キユーピー株式会社 研究開発本部・チームリーダー

包括連携協定

東京農業大学とキユーピー株式会社は、2017年8月2日包括連携協定を締結。


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