日本農業労災学会では、東京農業大学総合研究所研究会労災対策研究部会の後援による農業労災ワークショップを以下の要領で開催いたします。
参加を希望される場合には、参加申込書に記入の上、5月23日(月)までにお申し込みください。
- 開催日時:2022年6月2日(木)14:00~16:00
- 開催方法:Zoomによるオンライン開催
- 主催:日本農業労災学会
- 後援:東京農業大学総合研究所研究会労災対策研究部会
- テーマ:『農機事故防止対策をいかに進めるか』
- ねらい:
昨年、日本農業労災学会は「農業者の命の非常事態」という危機意識を持ち、「農作業事故の撲滅―死亡事故ゼロを目指して―」とする学会緊急声明を発出した。農林水産省は令和4年に平成29年比で農機事故死の半減という明確な目標を立案して農作業事故防止に本格的に取り組みつつあるが、令和2年農業労災事故死者は10万人当たり過去最多を更新するなど、農作業事故死・怪我が高止まりしている。こうした状況の中で死傷事故の大半を占める農業機械事故を減らすためは何が必要なのかという問題意識のもとにこのワークショップを開催する。
今回のワークショップは、農作業安全対策の柱となる農機事故防止に焦点を当て、メーカー、関係機関からそれに対する取り組み実態のご報告を踏まえ、その実情や問題点を共有し議論を深めることで、農作業事故防止の一助となることを期待したい。
- 座長:宮永 均(副会長、JAはだの代表理事組合長)/ 緒方大造(監事、日本農業新聞論説委員)