活動報告 主な紹介
茨城県は、日本列島のほぼ中央を占める関東地方の北東にあり、東は太平洋にのぞみ、北は福島県、西は栃木県に接し、南は利根川をもって千葉県、埼玉県に界しており、首都東京の中心から県南の取手市は、40キロメートル、県都の水戸市は、100キロメートルの圏内にあります。北部から北西部にかけては、南北に阿武隈山地の南端部となる久慈山地・多賀山地の山々と八溝山地の山々が連なり、中央部から南西部にかけては、関東平野の一部である常総平野が広がり、南東部は、豊かな水をたたえた日本第二の湖霞ケ浦および、北浦を中心とする水郷地帯となっています。東部は、延長190キロメートルにおよぶ海岸線がのび、その間に日立、常陸那珂、大洗、鹿島港と沿岸漁業の拠点となっている平潟、大津、久慈、磯崎、平磯、那珂湊、波崎等の漁港があります。(茨城県HPより一部抜粋)また、茨城県は全国有数の農業県であり、北海道に次ぐ第二位の農業産出額を誇る。メロンの生産は、全国1位である。
東京農業大学と茨城県は、日本の食料・農業・農村を巡る諸課題に適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展及び人材の育成に寄与することを目的として、連携協定を2014年7月17日に締結しました。この連携協定をきっかけとして、さまざまな取り組みが始まりました。
東京農業大学と茨城県は、日本の食料・農業・農村を巡る諸課題に適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展及び人材の育成に寄与することを目的として、連携協定を締結しました。2014年7月17日、茨城県庁で行われた協定締結式には、本学から大澤理事長、高野学長、渡部副学長が出席して、高野学長と橋本茨城県知事が協定書にサインを交しました。
主な連携事項は以下のとおりです。
東京農業大学・国際食料情報学部・食料環境経済学科(学科長:菅沼圭輔)は、茨城県農業経営士協会(会長:染野実)と学生実習に関する協定を締結しました。協定締結式は2017年7月25日(火)、本学食料環境経済学科からは菅沼圭輔学科長、堀部篤准教授らが、茨城県農業経営士協会からは染野実会長、浜野博士副会長兼事務局長らが出席して協定書の締結を取り交わしました。
食料環境経済学科では2年次に必修科目として「フィールド研修」という農家研修のプログラムを実施しておりますが、この農家研修では農作業だけでなく農家の生活、農村の現場を体験することで、生産技術や農業経営、農村地域の現状等について理解を深めることが目的となっています。この農家研修を全国でも農業が盛んで、意欲ある農業経営者を多く擁する茨城県で実施させて頂き、実習教育の高度化を図るだけでなく地域貢献に繋がるよう努めて参りたいと思います。
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