福島県北塩原村

はじまり

平成25年秋、本学農学部学生を中心に農業体験応援ツアーを実施。24名の学生が村内の民宿に宿泊し、各農家での体験実習を行った。その後、年数回の農業体験実習を実施し、長期農業実習生の受け入れや、本学姉妹校の短期留学生の実習の受け入れなど活動を行っている。

農業体験応援ツアーを年2回程度開催し、これまでに100名を超える学生が村内の農家での体験実習を行っている。近年では、農大生が畑に入ることで活気あふれる作業となり、学生の教育の場としての要素が高かったツアーが、村の活性化に繋がっている。また、夏季休暇を利用した長期農業実習生も受け入れて頂き、農家への泊まり込みでの実習など、農大生の教育の場として大きな成果を上げている。さらには、本学協力校であるタイ王国タマサート大学学生50日間の長期農業実習を実施するなど、農大の海外交流にも大きな力となっている。

また、六次産業化推進を目指し、宮田先生（本学元教員）を中心とした、魅力ある農作物の新規作付けの他、地場の農産物の有効活用のための加工食品開発など、行政と本学、さらにはメルカード東京農大が連携し、開発研究を実施している。

福島県北塩原村と本学は、2016年3月に包括連携協定を締結しました。

おもな活動としては、（１）地域産業資源を利活用した6次産業化と人材育成に関すること（２）環境保全・地域づくりに関すること（３）教育・文化振興に関すること４）就職支援に関すること（５）農林水産業振興に関すること等を主な柱としています。